
大学中退したら資格がないと就職は難しいのかな?中退でも取れる資格ってあるの?
大学中退者は就職をしづらいと言われています。
なので、特に秀でたスキルなどがない限り、資格があったほうが有利と言われることもあります。
しかしこれは本当にそうなのでしょうか。
ということで、今回は大学中退者は本当に資格が必要なのか?というところから大学中退者で取れる資格まで紹介していこうと思います。
大学を中退したら資格は必要?


「大学中退者は資格が必要なのか。」という疑問に対して、僕の考えは「あるに越したことはないけど、なくても問題ない」です。
これはなぜかというと、資格というのは何かを実現するためのただの手段だからです。
例えば一番身近なところで言うと、車の運転免許(普通自動車免許など)という資格があると思いますが、これは運転するために必要だから取ったと言う人がほとんどだと思います。運転しなければ別に必要ないですよね。
これと同じことが他の資格にも言えて、この仕事に付きたいからこの資格が必要ということ。医者になるために医師免許が必要、調理師になるために調理師免許が必要という感じです。
なので、単に資格をとってもその資格が必要な職業に就かないのであればそこまで必要ではありません。
逆にやりたい仕事があって、それに対して資格が必要であればとればいいというただそれだけです。
大学を中退したら資格がないと就活に不利?


大学中退者は学歴も職歴もスキルも何もないことが多いので、資格はあったほうが就職には有利とも言われますが、これは先ほども書いた通り、就こうと思ってる仕事に対して必要な資格でなければ、持っていても就職に有利になることは多くないです。
もちろん持っていてマイナスになることはないですけど、無理にとる必要もないですね。
僕は大学を中退してからプログラマーとして就職しましたが、持っていた資格は車の運転免許だけでした。IT系なら「ITパスポート資格」や「基本情報技術者資格」があったほうがいいと話を聞いたりしましたが、特に何もなくても問題なかったですね。
ということで、大学中退者にとって資格はあるに越したことはないけど、なくても特には不利にはならないです。
大学中退者でも取れる資格はある?


時間もあるし資格を取っておきたいという方に向けて、大学中退者でも取れる代表的な資格をいくつか紹介していきます。
- TOEIC
- 簿記
- ファイナンシャルプランナー
- 宅地建物取引士
- ITパスポート資格
- 保育士
- 介護士
- 看護師
- 調理師
- 公務員
TOEIC
まずは「TOEIC」です。
TOEICは有名な英語の検定資格なので知っている人や受けたことがある人や多いかもしれませんが、これはどのくらいの英語力があるかを測れる指標になります。
最近はスマホなど翻訳機能が発達してきたとは言え、やっぱり少しでも英語ができる人が社内にいるとかなりありがたいはずなので、持っておいて損はない資格だと思います。
850点以上持っていると就職で役に立ちます。
簿記
簿記はお金の流れを把握するために役に立つ資格です。
事務や経理の仕事に付いて企業の財務管理などをしたい方は取っておくといいと思います。
ただ簿記は3級は持っていてもほとんど評価されないので、2級以上を取っていきましょう。
ファイナンシャルプランナー
銀行・証券・保険など禁輸系の職業に強いのが「ファイナンシャルプランナー」です。
ファイナンシャルプランナーは簡単に言うと資金お金のプロのようなイメージで、収入や資産・家族構成などから今後の人生の資金計画を手助けするといったようなことをできる資格です。
金融系の仕事に就いてみたい方は挑戦してみるといいかもしれません。
簿記と同じで3級は持っていても評価されづらいので、2級以上をとっていきましょう。
宅地建物取引士
「宅地建物取引士」はいわゆる「宅建」と言われる資格で、不動産業界で持っていると評価されやすい資格です。
宅建は少し難易度の高い資格ですが、持っていれば不動産業界であれば一生食べていけると言われるほどの資格なので、不動産系に興味のある方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
ITパスポート
「ITパスポート」は基本的なIT知識を身に着けるための資格です。
具体的なプログラミングができるようになったり。WordやExcelの使い方が身に付くわけではなく、あくまでも基礎知識が身に付くと言うイメージです。
この資格があるとIT知識を駆使して仕事を効率化できるようになります。
保育士
少子化しているとは言え、保育士はいつの時代も求められている職業です。
待機児童の問題などもある中で保育士の不足も問題になっていすので、子供が好きという方にはおすすめの職業です。
ちなみに保育士は女性の職業という印象も強いですが、最近だと男性の保育士も増えているので、男性でも保育士を目指してみるのもいいかもしれません。
介護士
高齢社会日本で、介護士はこれからは今以上に必要とされてくる職業です。
今後、様々な職業がAIに取って変わられると言われますが、介護は人の感情に寄り添うことがかなり必要なので、もっともAIには難しい職業とも言われています。
そのため先のことを考えた時に、より重要度が増してくる職業です。
未経験でも「介護職員初任者研修」という資格を手に入れることができ、介護の基本知識や技術を習得することができます。
実務を経験するとゆくゆくは「介護福祉士」という国家資格も取得できます。
看護師
看護師は専門学校に3年通う必要がありますが、先ほども書いた通り日本は高齢社会なので、医療の分野でも人手不足が続いており、求人は多く就職率も高いです。
また「専門卒」になるので「大学中退」という肩書きも上書きすることができます。
収入面でも安定した職業の1つなので、視野に入れてみるのもありかもしれません。
調理師
調理師も学歴に左右されない職業の1つで、国家資格でもあるので信用度も高いです。
この資格を持っていれば飲食店を中心にさまざまな食に関わる仕事をすることができ、一生食べることには困らないとも言われています。
また、腕を磨けば独立して成功することもできたり、経営者として飲食店を経営するということもできる可能性もあるので、食に興味のある方は、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
公務員
ラストは資格とは少し違うかもですが、実は大学中退者でも公務員になることができます。
国家公務員でも地方公務員でも高卒扱いとして公務員試験を受験をすることができて、合格すれば公務員になれます。
ある程度は安泰と言われる仕事になので、公務員になりたい方は挑戦してみるといいかもしれません。
まとめ:資格は必要に応じて取っていこう


大学中退者にとって資格はあるにこしたことはないですが、なくても就職に不利になることはありません。
もし就いてみたい職業があって、その仕事をするために資格が必要なら取っていきましょう。
ただ注意点は資格を持っているからといっ必ずしも就職をできるようになるというわけではないので、当たり前かもですがそこはしっかり頭に入れておきましょう。
あとは、しっかり自分の目標や目的を明確にしてから動いてきましょう。自分にとって資格が必要ならとる。必要なければとらない。でOKです。




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