
前の仕事がブラック企業で残業代もらえなかったんだけど、申請したら戻ってくるって聞いた!これってホントなのかな?
ブラック企業ってきついですよね。。
僕自身大学を辞めてから最初に入った会社がまあまあのブラック企業でかなり消耗していました。
人間関係的にはいい人が多かったのでそこはよかったのですが、給料が絶望的に低かったです。



時給換算すると600円くらいという安さでした…
同じ時間働いていたら、余裕でバイトをしたほうが稼げるという感じです笑
けど、いちおうその会社にいることで色々勉強にはなっていたので、なんとか一区切りつくまでは頑張って働いていました。とは言いつつ、こんだけ残業してお金が払われないというのは、けっこうきついっちゃきつかったです。
そんなときに、たまたまTwitterで「残業代が80万円くらい戻ってきた!」というツイートを見かけました。
これを見て、残業代って請求できるんだと思ってさらに色々調べてみたら、やることもけっこう簡単だったので、試しに弁護士に相談してみることにしました。
ということで、今回は「未払い残業代請求の体験談」を書いていこうと思います。
未払い残業代請求の体験談|申請してみたら160万円手に入った話


結論から言うと手に入った残業代は「160万円」でした!
これ普通にやばくないですか?
当時の年収の半年分くらいは戻ってきた感じです。
正直この結果になるまでは、数10万くらいちょっとでも入ってくればラッキーかな感じだったのですが、思ったよりもらえたのでやってみた甲斐がありました。
未払い賃金160万円の内訳(弁護士報酬含む)
今回、未払い残業代として戻ってきた額が160万円と言いましたが、実際はこの額から弁護士報酬が差し引かれたので、手元に残ったのはこんな感じです↓
未払い残業代回収額 | 1,600,000円 |
弁護士報酬 | 444,000円 |
実際に振り込まれた金額 | 1,156,000円 |
実際に振り込まれた額は「115万6000円」でした!
僕が頼んだ弁護士事務所の弁護士報酬は「未払い残業代回収額の25%+税」だったのでこんな感じでしたが、ここは各事務所によって変わみたいです。ただ、大体は25〜30%くらいになるみたいです。
あと、残業代申請には3つ交渉方法があります。
- 交渉
- 労働審判
- 訴訟
それがこの3つで交渉が、交渉が電話やメールなどでの交渉で、労働審判と訴訟が裁判という感じです。
早めに解決したければ「交渉」で、もし交渉で納得いかないorもっと大きな額が欲しいという場合は労働審判や訴訟に進むというイメージです。
弁護士に相談してから振り込まれるまでにかかった期間
僕が未払い残業代お相談を弁護士にしてから実際に手元に入ってくるまでにかかった期間はこんな感じでした。
相談した日 | 2019年9月8日 |
振り込まれた日 | 2019年12月31日 |
だいたい3か月半くらいですね!
今回僕は、あまり長引かせても求める結果が必ずしも手に入るとは限らなかったのと正直裁判と色々めんどくさそうだったので、交渉で終わらせることにしました。
もし労働審判や訴訟まで進むともっとかかる(1年以上かかる場合もある)みたいですよ〜
残業代を手に入れるまでに必要なこと・揃えておくべき書類


ここからは実際に残業代を手にれるために準備しておくことを書いていきます。
揃えておくべき書類はこんな感じです。
赤字が必要なのもので、タイムカード以下はあると交渉がより有利に進めるものです。
残業を証明するために一番有利なのが「タイムカード」なので、これだけはできればあったほうがいいですね!
もちろん証拠はあるに越したことはないので、業務日報や他のメールやチャットでやりとりしたスクショなど残業した証拠になりそうなものは撮って残しておくとおくといいかもです。



書類関係は、もし持っていなくても、依頼すると弁護士の方が会社から取り寄せてくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫ですよー!あったらよりスムーズに進むって感じです!
残業代を手に入れる方法・具体的な手順


では、未払い残業代を手に入れるまでの具体的な手順・流れを書いていきます。
- 証拠を集める
- 弁護士への相談する
- 交渉をしてもらう
- 条件に同意する
- 振り込まれる
順番にみていきましょう!
1.証拠を集める
残業代を請求するためには「自分がどれくらい残業したか」を証明する必要があります。
なので、まずは残業をしたことの証明をするために、残業した証拠となるものを集めましょう!
証拠で一番強いのが「タイムカード」で、基本的にはこれだけでもあれば十分みたいです。もっと証拠を強化するために「業務日報」や「メールやチャットの送信履歴(スクショ)」を残しておくといいかもです。
今まさに残業が支払われない会社で働いていて残業代申請をだそうと思っている方は、今からタイムカードや他の証拠になりそうな資料は残しておくといいですよ〜
あとは
- 就業規則
- 労働契約書
- 給与明細
も揃えておきましょう!



ここまでが会社を辞める前にやることです!
2.弁護士への相談する
残業代の証拠と必要書類が集めて会社を辞めたら、その書類一式を持って弁護士に相談です!
弁護士って聞くとちょっとハードルが高いと思う方もいるかもですが、そこまで気にしなくて大丈夫だと思います。実際は行ってみると思ってたよりもフランクにやりとりをしてもらえました。
弁護士事務所は、残業代申請に強い弁護士事務所というのがあるので基本的にはそのあたりを選ぶといいと思います。



僕が実際に使ったところとおすすめの事務所は、この後詳しく書いていきます!
3.交渉をしてもらう
弁護士に相談をしたら、あとはほぼ弁護士任せという感じになります。
ざっくりとした流れとしてはこんな感じです↓
- 弁護士から勤務先の会社(相手方)に対して必要書類の提出依頼
- 書類を元に弁護士が未払いの残業代の計算
- 金額を依頼主が確認後、相手方の弁護士に交渉
- 相手方でも計算を行い、金額を提示される
- 相手方からの金額を依頼主に連絡し、再度相手方に交渉を行い同意を得る
まずは、弁護士の方が勤務先の会社に対して改めて書類の開示してくれます。その上で残業代を計算してくれて、交渉をしていくという流れです。
基本的には、その都度「弁護士の方からこれで相手方に連絡しますが大丈夫そうですか?」みたいな確認をしてくれるので、金額含めて何かあったらそのときに連絡をすればOKです!
4.条件に同意する
その後は、相手方と何度かやりとりをしてもらって、双方で同意が取れたら契約書を結びます。
僕の場合は、まず味方側の弁護士から提示された額が「300万円」くらいでした。
しかし相手方から出てきた額がその3分の1くらいだったので、その後何度かやりとりをしてもらって、最終「160万円」で着地した感じです。
残業代は一括で振り込まれると思ってたのですが、勤務先の資金繰りがあまりよくなかったようで、分割で支払われることになりました。
ただ、分割で支払いが遅くなるということで、その分金額上がりました。
こんな感じで、場合によっては金額が上がるケースもあるので、色々交渉してみるといいかもです!
5.振り込まれる
条件に同意をして契約書を結んだら、あとはその契約書通りに振り込みが行われます。
一括振り込みの場合は獲得した残業代回収額から弁護士報酬が引かれた額が振り込まれます。分割の場合は、いつの振り込み時に弁護士報酬が引かれるかは確認しておくといいかもですね!
というのが残業代交渉の簡単な流れでした!
未払いの残業代請求に強いおすすめ弁護士事務所


最後に未払い残業代に強いおすすめの弁護士事務所をご紹介していきます。
- ベリーベスト法律事務所
- アテラ残業代
- 相談サポート
この3つです簡単に詳しく書いていきますね!
ベリーベスト法律事務所


「ベリーベスト法律事務所」は全国に展開している法律事務所です。
未払いの残業代請求にも強く、YouTubeでも残業代請求について発信されています。
初期費用は1万円かかりますが、相談は何度しても無料なのでいつでも気軽に相談できます。
成功報酬は回収額の25%〜。
僕も今回ベリーベストさんにお世話になりました。
\ 全国展開の大手法律事務所 /
相談は何度でも無料
アテラ残業代


「アテラ残業代」は、未払いの残業代を解決してくれるサポートサービスです。
アテラ残業代の特徴は以下の通りで
- 相談料・着手金の負担なし
- 来訪不要でLINEでも相談可能
- 全国対応OK
日本初で、残業代請求する方に、最大50万円を提供してもらえます。
本来支払われるべき残業代もサイトで簡単にチェックできます。
\ 最大50万円をすぐに提供 /
無料相談OK
相談サポート
「相談サポート」は法律関連のトラブルを解決できる専門家案内してくれるサービスで、次のような特徴があります。
- ご案内無料
- 無料相談
- 夜間・休日相談OK
- 登録事務所は全国1,000以上
全国1,000以上の事務所から探すことができるので、住んでいる近くの事務所であったり、自分にあった弁護士事務所を探すことができます!
残業代請求に強い法律事務所の登録もあります。
\ 最適な弁護士事務所が見つかる/
無料相談OK
まとめ|勇気を出して弁護士に相談してみよう!


がんばって働いているのに残業代が支払われないってけっこうきついですよね。。
残業代が欲しいと思っていても、働いていた会社のことも考えると「会社に悪いしな・・」って思う方もいるかもですが、残業代は本来支払わないといけないものです。なので、ちょっとハードルは高いかもですが、そこまで気にしないで相談してみていいと思います。
やることはシンプルで、残業の証拠を集めて弁護士の方に電話してみるだけです。基本的に交渉のやりとりは弁護士の方が全部やってくれるので、僕たちは弁護士の方から何か聞かれたら答えるだけでOKです。
もしこの記事を読んでいる方で、ブラック企業でサービス残業に苦しんでいる方がいたら、勇気を出して弁護士に相談してみましょう!


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